ゴルフのトップスイングとは、クラブを最も高く振り上げた状態のことで、
バックスイングの最終地点でありダウンスイングの開始地点でもあります。
トップスウングからクラブを振り下ろすことになるので、
トップスイングがしっかりできていることで、安定したスイングとなります。
トップスイングは止まった状態で確認できますので、
自分のスイングが正しいかじっくり確認することができます。
トップスイングの地点が常に一定になれば、球筋、方向性、飛距離など、
より安定したショットが打てるようになります。
正しくバックスイングができていれば、トップスイングでは左肩の位置が右ヒザの上、
さらにアゴの下に入っていることになります。
この時、体重の約8割が右足股関節にかかっているイメージです。
バックスイング同様、右ヒジが上を向いて右ワキが開いていないか確認しましょう。
上半身は右に90度、腰は45度の回転がポイントです。
クラブシャフトは、地面と平行となり、飛球線とも平行となるのが基本です。
トップスウングでは左腕をまっすぐに延ばすことが理想的ですが、曲がっていても構いません。
逆にまっすぐにしようとするあまり、左手 に力が入ってしまうと
腕に力が入ってしまいダウンスイングでクラブをスピーディーに振り下ろすことができなくなります。
その結果 飛距離が出なくなってしまいます。
腕を柔らかく使って上体をひねっていくことが大切で
トップスイングを確認する際には、クラブを左手親指で支えているか確認します。
左手親指にしっかりクラブの重みを感じていることが正しいトップスイングとなります。
左手首の向きが正しくないと左手親指にクラブが乗りませんので、
フェースが開いてスライスになる、といった具合にミスショットの原因になってしまいます。
このようにトップの状態というのはゴルフスイングにおける非常に大事なポイントとなります。